歯磨きの後のうがい
春日部市豊春駅前の歯医者、チャーミー歯科春日部でございます。
突然ですが歯磨きをした後、うがいは何回しますか?
その時、お水はどのくらい口に含みますか?
初期むし歯は、食べ物の酸が歯の表面を溶かす脱灰という現象が起こることで発生します。
通常であれば、唾液の作用などで溶かされた分を補修する再石灰化が起こり、歯は綺麗に保たれます。
実は再石灰化される時、歯磨き粉などに含まれるフッ素成分も一緒に吸収されることで脱灰しにくくなります。
つまり、歯磨きのあとにしっかりとフッ素成分をお口のなかに残しておくことがとても大切なのです。
さて、本題に戻りますが、歯磨きの後にうがいをたくさんしてしまうと、口の中に残しておきたい分のフッ素成分まで洗い流してしまうことになり、歯磨き粉の効果が出なくなってしまいます。
ですので、歯磨きのあとのうがいは、少量の水で一回だけブクブクして頂くだけで良いとされています。
あまりブクブクしなさすぎても磨きカスが口腔内に残ってしまうため、やらなさすぎも良くないのですが、大抵の方はうがいをしすぎている傾向にあります。
むし歯になりにくい口腔内をたもつために、うがいのし過ぎには気をつけましょう。
市販されている歯磨き粉の中のフッ素は、人体に悪影響が及ばない量とされていますので安心してお使いくださいね。