口から食べること

春日部市豊春駅前の歯医者、チャーミー歯科春日部でございます。

口から食べるためには、歯や舌、噛むための筋肉、飲み込むための喉周りの筋肉など様々なものが必要になります。

また、飲み込んだ後にも胃の働きや腸の働きが必要となります。

加齢や病気により口から食べられなくなると、様々な弊害が生じます。

たとえば、噛まなくなると口腔機能が低下し、さらに噛めなくなる悪循環に陥ります。そして喉周りの筋肉も衰えるため、誤嚥性肺炎を起こしやすくなります。

ものを口から食べなくても口腔内が汚れていて歯周病菌が多くいれば唾液を誤嚥したら誤嚥性肺炎は起こります。

また、経腸栄養などせめて腸を使う経管栄養ならまだしも、点滴となり絶食になれば腸の働きも衰え、免疫機能が低下します。そうすると感染症にかかりやすくなったりと健康面を脅かす一因となるのです。

更にものを噛むことで脳の血流が良くなり、認知症の予防にも繋がります。歯から伝わる刺激が無くなればそれだけ脳内の血流を促進する手立てがなくなります。

出来るだけ自分の口から食べることというのは、全身の健康にも必要なのです。