お餅はよく噛んで
春日部市豊春駅前の歯医者、チャーミー歯科春日部でございます。
食べ物の誤嚥や窒息での死亡事故は1月に4割が起っているという統計が出ています。
特にお雑煮やお汁粉を食べることの多い三が日に集中しています。
また、窒息事故を起こしてしまうのが主にお年寄りと小さな子どもです。
特に高齢になっていくにつれ、噛む力が弱まったり歯が少なくなっていたり、喉の筋力が落ちることによりむせて押し返す力が弱まってしまうことが主な原因となっています。
お餅は小さく切って、食べることに集中しよく噛むことがとても大切です。
実は柔らかく煮込みすぎるのも粘り気が強くなる上柔らかいため噛む回数が減ってしまい、あまりおすすめできません。
ドロドロで粘っこいお餅が気管に貼り付くとなかなか取れません。
お餅は小さく切り、適度な硬さで提供することが大切なんです。
焼いたお餅を小さくカットして最後にお汁にくぐらせるくらいがちょうど良いと思います。
またよそ見をしながら食べていると誤って飲み込んでしまうこともあるため、きちんと食べることに集中しましょうね。
最後に、お口の中のお手入れをきちんとすることで口腔内の衰えを遅らせることもできます。
しっかりメンテナンスをすることで、窒息事故を減らしていけたらいいなと思います。