「むし歯」って結局何なの?

春日部市豊春駅前の歯医者、チャーミー歯科春日部でございます。

むし歯って結局何者なの!?どうしてなるの?

という素朴な疑問を書いていこうと思います☺️

むし歯は虫歯菌のせいでなる、と思いがちですが実のところ少し違います。

むし歯は、食べ物に含まれる糖分を口の中の細菌が食べ、その時出された酸のせいで歯が溶かされているのです

甘いものを食べた後は歯磨きをしないとむし歯になる、というのはあながち間違ってはいません。甘いものにはエサとなる糖分がたくさんありますので

もちろん甘いものだけでなく、ご飯やパンなどの炭水化物をはじめとした大部分の食べ物にも糖分は含まれているため、食べた後は歯磨きをしましょう。

ちなみに食事によって溶かされた歯は、唾液によって修復されます。

修復の際にフッ素成分も一緒に取り込むとむし歯になりにくいとされるため、近年ではフッ素成分入りの歯磨き粉が主流になっていますよね。

以前書きましたが、歯磨き後のうがいは一回だけに留めて、フッ素成分が口の中に残るようにすると良いですよ

 

余談ですが新生児のお口の中にはほとんど菌はおらず、成長とともに、また親からの感染で菌が増えます。

口腔内環境は3歳くらいまでに出来上がってくると言われているため、3歳以下のお子さんには特に注意して菌をうつさないようにすることで将来のむし歯リスクを減らせると言われています。

箸の共有や噛み砕いたものを与える、などは控えましょう。

 

むし歯にならないよう、食べた後はこまめに歯磨きをしましょうね