奥歯を抜歯して放置してしまうと
春日部市豊春駅前の歯医者、チャーミー歯科春日部でございます。
むし歯の治療で多い場所は、やはり磨きにくい奥歯です。
歯の表面がぼこぼこしているので磨き残しがあったり、歯と歯の間が虫歯になってしまったり様々ですが、
抜歯をしなければならないほどむし歯が進行してしまった時、前の方なら見えてしまうため最後まで治療をする方が多いですが1番奥の歯の場合どうでしょう?
ブリッジはほとんどの場合出来ませんし(前の歯2本で支える場合もあります)、入れ歯かインプラントの選択をする方が多いのですがやはり抜いたまま放置してしまう方もいると思います。
奥歯は自分の体重ほどの力がかかると言われており、食べ物を噛むときにとても重要な役割を担います。
一般的には20本は歯がないときちんとものを噛んで食べられないと言います。抜けてしまっていたり欠損歯がある場合は何かしらの方法で補う必要があります。
きちんと噛んで食べることができなくなると、自然と柔らかい食べ物を選ぶようになるため顎周りや喉の筋力が衰え、誤嚥性肺炎などの危険性も高まります。
また、歯は隣り合う同士で支え合っていますので、奥歯が無くなるとその手前の歯がずれてしまい、歯並びや噛み合わせが悪くなることもあります。
歯を抜いたあとも放置せずに、ご自身の大切な体の一部ですから治療を行って欲しいなと思っています。