歯固め石🪨

春日部市豊春駅前の歯医者、チャーミー歯科春日部でございます。

生後100日を迎えた赤ちゃんのお祝いはお食い初めと言いますよね。

昔は衛生環境や栄養面が悪く、長生きすることが難しかったことからさまざまな節目でお祝いをしてきたと言われています。

もともとは100日祝いではなく50日にお祝いしていたことが起源だとか。

さて、お食い初めの時に歯固め石を用意することがほとんどです。

生後100日前後から歯が生え始めるお子さんが多いこと、歯が丈夫な子どもは長生き出来ると考えられていたことから石を用意するようです。また、老年になっても歯がしっかりしている人は長生き出来るというような記述が江戸時代後期に活躍した滝沢馬琴の『玄同放言(げんどうほうげん)』でもされています。

歯が大切と昔の人もわかっていたようですね。

ちなみに、地域によっては石の代わりに他のものを用意するこもあるようです。

●梅干し

シワシワになるまで長生き出来るようにと願いを込めて用意するそうです!

●タコ

お節料理でも多幸と語呂合わせされ、縁起の良い食材とされています。また、硬いタコでも嚙み切れるような丈夫な歯になるようにという願いを込めているそうです。

●栗

硬い殻に覆われていることから、硬いものでも噛める丈夫な歯が生えますようにと願いを込めているそうですよ。

●紅白餅

お節料理でもあるように紅白という色合いが縁起が良いとされている他、餅は長持ちするということから長寿を意味するそうです。

さまざまなものがありますが、どれも素敵な意味合いがありますね。

我が家も第二子が生まれたことでまたお食い初めをする機会が訪れますので参考にしようと思います🥰