神経付近まで虫歯が進行していた時の選択肢

春日部市豊春駅前の歯医者、チャーミー歯科春日部でございます。

虫歯が進行して、神経付近まで削らざるを得ない場合、いくつか選択肢があります。

一つ目は神経を保存して必要な場所を削り、詰め物をする事です。

これが1番多く選択されるかなと思います。

そして詰め物の種類も保険適用の銀歯か、自費となるセラミック等の詰め物と選択肢があります。

神経はなるべく抜かずに、保存した方が歯が長持ちします。

歯の中には神経と一緒に毛細血管が通っており、カルシウムなどの栄養素を運んでいます。

神経を抜くと血管も一緒に抜かれてしまうため、歯に栄養を届けられなくなるためゆくゆくは脆くなってしまうのです😭

しかし神経を保存したまま神経付近まで削ると、どうしても冷たいものや温かいものがしみやすくなります。

そこで、熱を伝えやすい金属である銀歯よりも熱を伝えにくいセラミックの方が、歯にも優しくオススメではあります。

ただ費用の問題も出てきますので、ここは説明は致しますが患者様に決定権はあります。どうぞよく考えてみてくださいね。

 

そして二つ目は神経を抜く処置をし、代わりの土台をいれて被せ物をする治療です。

神経を保存した方が良いことは良いのですが、デメリットであるしみやすさや自費診療の費用負担を考えて神経を抜く処置を選択することも出来ます。

神経の処置をするとしみたり痛みが出たりはしなくなります。もちろん脆くなることは仕方ないのですが、選択肢の一つです。

 

当院では治療についてやメリットデメリットを説明し、患者様に選択していただく事を大切にしています。

ご自身の身体の一部であり、数年後の健康にも影響してきます。

どうぞよく考えて決めてくださいね(^^)