歯周病と誤嚥性肺炎

春日部市豊春駅前の歯医者、チャーミー歯科春日部でございます。

歯周病と全身疾患については以前も書いていますが、埋もれてきているのでまた書いていこうと思います。

さて、私は以前病院勤務をしており、そこは高齢者が入院する病棟もありました。

私は管理栄養士なのでお出しする食事をチェックしたり栄養管理をする事を主な仕事として携わっていましたが、絶食になる原因のほとんどは誤嚥性肺炎でした。

悪化してそのままお亡くなりになる方も多くいらっしゃり心が痛くなったものです…。

誤嚥性肺炎を発症してしまうと基本的に絶食対応となり、良くなるまで口から食べることは出来ません。更に、一度発症すると恐ろしいことに何回も繰り返してしまう方が多いです。

そんな恐ろしい誤嚥性肺炎も、適切な口腔ケアで予防をすることが出来ます。

誤嚥性肺炎は、食事の際にうまく飲み込めず誤って気管の方に食べ物が入ってしまうことで起こりますが、口腔内の歯周病菌をはじめとした細菌を肺に届けてしまうことで発症します。

歯周病菌が肺炎を引き起こす原因菌となるのです😱

なので、口の中を清潔に保つことが大前提として大切なのです。ブラッシングをし、入れ歯をしている方は入れ歯や歯茎も清潔にお手入れをする。うがいがしっかり出来るならば洗口剤を使うことも大切です。

口の中を綺麗に保つことで、しっかりと噛んで食事をとったり、人と会話を楽しんだりすることが出来るのです。

また、飲み込む力が衰えることも誤嚥性肺炎のリスクの一つです。会話をしたり、口のトレーニングをすることも大切になります。

自分で出来ることから始めて、誤嚥性肺炎を予防しましょう!