咀嚼筋について👄
春日部市豊春駅前の歯医者、チャーミー歯科春日部でございます。
物を噛むための筋肉、咀嚼筋についてお話しします。
咀嚼筋は、
・咬筋
・側頭筋
・外側翼突筋
・内側翼突筋
の4つの筋肉で構成されている筋肉です。
咬筋は、よくボトックスを説明するときに出てくる筋肉ですよね。
奥歯をぐっと噛み締めるとボコッと出てくる筋肉で、外側から触ることができます。
この筋肉が必要以上に発達してしまうと食いしばりの原因になったり、エラ張りの原因となります。
側頭筋も物を噛むときに動く筋肉です。
ヒトよりもたくさん物を食べるオランウータンは、側頭筋が発達しているそうですよ。
外側翼突筋は下顎を動かす筋肉で、前方に引っ張る役割があります。
反対に、内側翼突筋は下顎を後ろに引っ張る役割があります。
外側翼突筋と内側翼突筋、ふたつの筋肉によって顎の前後運動が成り立つのです。
物を噛む動作というのは、噛み切るほかに奥歯ですり潰す動作もあります。
下顎が前後左右に動かせるから、上手に物を食べられるんですね🍎
他にも顔まわりにはたくさんの筋肉があり、多くの神経が通っています。
目、口をそれぞれバラバラに動かすことが出来るのも多くの筋肉や神経が通っているからなのです。
体の作りや筋肉を勉強すると面白いですよ(◍•ᴗ•◍)