エラ張り顔は要注意!?疑われる症状と解消法

こんにちは。春日部駅前の、チャーミー歯科春日部です。
本日は、女性であればほとんどの人が意識しているであろう「フェイスライン」についてお話ししたいと思います。

一般的に、「小顔」「引き締め」などという言葉を聞くと、皆さん、エステやマッサージなどを思い浮かべる方がほとんどなのではないでしょうか?
もちろん、エステやマッサージも小顔効果はあるかと思いますが、実は、フェイスラインは「歯」と密着な関係があるんです。

フェイスラインは、お顔の筋肉の使われ方で大きく形が変わります。
また、お顔の筋肉(特にお口回り)は、噛み合わせや歯ぎしり・食いしばりの習慣などによっても変わってきます。

つまり、噛み合わせと噛む力を適切にコントロールしてあげることで、本来のキレイなフェイスラインに戻ることもできるんです。

 

 

エラが張っていたら注意!?こんな症状出てませんか?

私たちは日々、さまざまな患者さまのお口の中の状況を確認させていただいておりますが、実は、比較的エラの張っている患者さまに多いお口の中の特徴というものがございます。

 

歯のすり減りやヒビ割れが多い

エラ張りの原因としてとても多いのが、「咬筋」が発達しすぎているというケースです。

咬筋とは耳の内側から顎にかけてある比較的大きな筋肉で、食べ物を食べるときなどに使われる咀嚼筋の一つ。ちょうどエラのあたりを手で触りながら歯をかみしめてみると、咬筋が硬くなるのが分かるかと思います。

咬筋が発達しているということは、噛む力が強いということ。当然、歯にも大きな力が持続的に加わっていることになります。

特に、食いしばりや歯ぎしりのクセがある方は、場合によっては100キロ以上の力が継続的に加わっていることもありますので、歯がすり減っていたり、ヒビが入っていたりするケースが多くあります。

そのまま放置していると、歯がその力に耐えきれずに割れてしまったり、欠けて知覚過敏の症状を引き起こしてしまうケースもあります。

 

 

歯周病になりやすい(歯茎が腫れ気味)

フェイスラインがぽっちゃり見えてしまう原因として、「顔のむくみ」も挙げられます。

耳の下あたりには大きなリンパ節があり、このリンパの流れがお顔まわりの老廃物や水分を流すのに大切な働きをしているのですが、このリンパの流れが悪くなると、新陳代謝も悪くなり、お顔周辺に「むくみ」として現れるようになってしまいます。

そして、お顔周りの新陳代謝が悪いということは、当然、歯茎にも影響があります。 歯茎の血行が悪くなり、免疫力が低下すると、歯周病になりやすくなってしまうのです。

歯周病は、初期症状のうちは自覚症状がほとんどありません。
「最近、いつも顔がむくみ気味。。」という方は、代謝が低下していて比較的歯周病になりやすい傾向がありますので、念入りにお手入れするようにしましょう。

また、マッサージなどでコリをほぐし、代謝を良くしてあげることも大切です。

 

 

口を大きく開けられないなど、顎関節症の症状がある

エラが張っているという症状の中でも特に「左右のエラのはり方が違う」という患者さまの場合、噛み合わせの悪さが疑われます。

噛み合わせが悪いと、歯に均等のバランスで力が加わらないため、それに付属する筋肉もアンバランスに発達してしまうのです。

また、噛み合わせが悪いと、下あごの位置もどんどんズレてきてしまうため、 顎関節への負担が大きくなり、やがて顎関節症となってしまいます。

顔のゆがみに加え、

・口を大きく開けられない
・口を開けるとカクっと音がする
・顎に痛みを感じる

といった症状があれば、顎関節症が疑われますので、早めに歯科医師に相談するようにしましょう。

 

 

チャーミー歯科春日部でできる、エラの張り解消法

上記のように、エラの張りはお口の中の状況ととても関係性が深いもの。 当院では、こういった症状の改善のためにさまざまな治療法を取り入れています。

治療目的は各症状の改善ですが、副次的にフェイスラインを整える小顔効果もありますので、症状に心当たりのある方はますがお気軽にご相談下さい。

 

ボトックスによる歯ぎしり・食いしばり治療

歯ぎしり・食いしばり治療にはさまざまな治療法がありますが、当院ではボトックス治療をご希望される方が多いです。

ボトックス治療とは、ボツリヌス菌から抽出されるたんぱく質の一種を過度に緊張している筋肉に注射することで、一時的に緊張をほぐす治療法。

夜間、マウスピースを付ける必要もありませんので、嘔吐反射が強くてマウスピースが使えない方や、マウスピースを付けると熟睡できない!という方でも安心してお試しいただけます。

残念ながら保険適用外となりますが、注射を打ってから3日ほどで効果が出てきますので、即効性を求める方にはおススメの治療法です。

当院院長の野本恵子は 審美歯科の分野、特にヒアルロン酸やボトックスを活用したお口元の審美回復において多数の実績と経験を積んでおり、メーカー主催歯科医師向けセミナーの講師としても活躍をしております。

ボトックス治療は医師によって結果が大きく左右される治療法になりますので、経験のある歯科医師に相談されることをおススメします。

 

 

表情筋マッサージ&口腔内マッサージ&歯周ケア

表情筋の筋肉をほぐし、血行を良くすることで歯茎の血行も良くなることはもちろん、むくみが取れて頬が引き締まったり、お顔のゆがみも改善する効果も期待できます。

当院では、専門スタッフによる咀嚼筋マッサージを行っております。

お顔のコリが強い方は最初少し痛く感じることがあるかもしれませんが、コリがほぐれ、リンパの流れが良くなってくるとだんだんと気持ちよくなってきます。

食いしばりのある方はもちろん、普段からパソコンに長時間向かっている人や目を駆使する仕事をされている方などにも有効です。

治療の合間などにも気軽に行えますので、ご希望の方はお近くのスタッフまでお声がけください。

 

 

顎関節症治療

当院では、顎関節症治療として、マウスピースによるスプリント療法、ボトックスによる力のコントロール、咬合調整などの治療を行っております。

顎関節症は一つの要因だけではなく、さまざまな要因が積み重なって発症しているケースがほとんどですので、症状を見極めながら治療法を選択していきます。

 

 

まとめ

エラ張りの原因がお口の中にある場合、エステやマッサージなどで一時的にエラが小さくなったとしても、原因解決しなければ、そのうちまた元に戻ってしまいます。

時間とお金を無駄にしないためにも、しっかりと症状を見極めたうえで効率よく改善していきましょう!