早産、低体重児出生と歯周病
春日部市豊春駅前の歯医者、チャーミー歯科春日部でございます。
歯周病はさまざまな疾患と関係があると分かっています。
その中には妊娠、出産に関係する影響もあります。
歯周病菌から出される毒素には子宮を収縮させるものがあります。
その影響で、早産と言われる22〜36週の間に出産に至る可能性が高まるのです。
呼吸器が完成し、外に出ても自発呼吸をして元気に生きていけると言われているのが正産期と言われる37週以降とされています。
もちろん、今の技術はとてもすごいので早くに生まれた場合も治療をしていけば元気に生きていける子が多いと思います。
しかし心配は少ないに越したことはありません。
妊娠中は特にホルモンの関係で歯周病が進行しやすくなります。
つわりがある方は無理をしないで頂きたいですが、出来る限り丁寧にブラッシングをし、フロスや歯間ブラシを1日一回は通してみてください。
また、手軽に使える洗口剤もおすすめです。
体調が安定してきたら妊婦歯科検診にもぜひいらしてくださいね。
臨月になるといつどうなるか分かりませんし、お腹が重くて上向きに寝転んで施術を受けるのも大変ですので、なるべく臨月に入る前までにはいらしてくださいませ🙏
少しでも妊婦さんたちの不安が払拭できるよう祈っています。