歯周病で歯槽骨が溶ける仕組み
春日部市豊春駅前の歯医者、チャーミー歯科春日部でございます。
歯周病が進行すると、歯が抜けることがあります。
これは歯を支える骨である歯槽骨が吸収されてしまうことで起こる現象です。
ではなぜ、歯周病になると歯槽骨が溶けてしまうのでしょうか?
これは、骨のリモデリング機能(不要な骨を溶かし(破壊し)新しい骨を作る機能)により引き起こされます。
普段から、私たちの体内では骨の破壊と再生を繰り返しています。古くなった部分を新しいものに作り変えており、新陳代謝の一部です。
歯周病になり、歯の周りに歯周病菌やプラークが溜まってきていると歯茎に炎症が起こります。
そして、炎症が起きた箇所から体内に歯周病菌が侵入してこようとするため、体は菌を侵入させまいと抵抗するわけです。
その抵抗の仕方こそ、歯を抜いて外に出そう!という方法なのです…!
歯を支える部分の破壊活動を促進させるため、結果的に歯槽骨が溶けてしまうのです。
細菌を綺麗に取り除けば、破壊活動は落ち着きます。しかし、一度大きく溶けてしまった骨を再生するのは容易ではありません。
ですので、普段から口腔内は綺麗に保つことがとても大切です。
歯ブラシだけでは取り除けない汚れはついてしまうものなので、3〜4ヶ月に一度クリーニングに来てくださるとより綺麗に保つことが出来ます。
私も3ヶ月に1度歯医者でクリーニング、検診を受けています!
皆様もぜひ、歯医者に通う習慣をつけましょう✨