残存歯数は何本?
春日部市豊春駅前の歯医者、チャーミー歯科春日部でございます。
残存歯数というのは、字の如く残っている歯の本数のことです。
歯列矯正の時にやむを得ず抜く場合もありますが、多くはむし歯や歯周病が原因で抜歯に至っていると思われます。
さて、日本人の平均喪失本数は未だ多い水準となっており、8020達成率は少しずつ上がってきているものの先進国ではまだまだ低い方です。
8020運動は80歳の時点で自分の歯を20本残そうという運動ですが、永久歯は28本あるので、9本以上喪失しないようにということになります。
そんなに歯を喪失するかな?と思われるかもしれませんね。
しかし、現実的には厳しい水準にあるんです😱
70代以降の平均残存歯数は16本です。
つまり、平均12本は抜歯していることになるんです…!
1本抜いただけではあまり普段の違和感はないかもしれませんが、噛み合わせを失った反対側の歯や、隣り合って支え合っていた歯が少しずつ動いて噛み合わせが悪くなったり、噛む力が実感している以上に落ちてしまいます。
なので、歯を抜いたあとも最後まで治療を続けることがとても大切です。
年齢を重ねるごとに唾液が少なくなったり、噛む力が弱まったり、病気の治療などの影響で歯周病になりやすくなったりとさまざまな身体の変化が見られます。
定期的にメンテナンスをし、大切な歯を守って元気に過ごしましょう✨