SPP・SLP・FNAPによる治療

SPPとは

SPP(スーパーパラタルプレート)は、上顎の歯並びの根元の部分に合うように作る装置です。SPPを使用することで、舌が上顎の歯並びの根本に位置するよう促してくれます。SPPを使って舌の位置を正しい位置にする治療行うことで、呼吸の改善、鼻呼吸への誘導、睡眠時無呼吸症候群の予防などが期待できます。 

SLPとは

SLP(サブリンガルプレート)とは、日本歯科大学名誉教授の丸茂義二先生が考案された、歯ぎしりや食いしばり・睡眠時無呼吸症候群などを効果的にコントロールするための装置です。下顎の内側に装着する、小さな入れ歯に似た形で、低位舌になっている舌を前方に押し出すことができます。このことによって、歯ぎしり・食いしばりの軽減が期待できます。小さくできていますので入れ歯のような異物感なく使用できます。 

FNAPとは

FNAPは、SPP、SLP、Michaelの効果をすべて備えています。24時間の装着で期待できる効果として、発音、咀嚼、嚥下障害の解消、呼吸促進、体幹強化、脳活動促進、追視機能向上、メンタル改善、顎関節症状の軽減、正常口腔機能の回復などがあります。口腔内を分析し、正常から逸脱した状態を修正することができる装置です。正常な口腔機能を取り戻すことで、口腔内の正常な動きが生まれ、不良な口腔内からは不良な口腔機能しか生まれないという原理に基づいています。装置は異物感をほとんど感じさせず、正常な口腔形態環境を目指して設計されています。口腔機能を阻害せず、正常な口腔機能を促進することが目的です。顎関節中心の骨格運動は、肉食のための動きであり、舌機能は必要ないため、正常な発育が妨げられます。正常な口腔内機能で筋格を正常に働かせることが装置の目標です。

SPP・SLP・FNAPを使用した治療

SPP・SLP・FNAPを使用した治療では、患者様お一人おひとりに合わせた装置を、歯科技工士が精密に製作します。SPP・SLP・FNAPを装着すると、舌の位置が改善することにより咽頭腔が広がって、呼吸の質が高まり、歯ぎしり・食いしばり、いびき・睡眠時無呼吸症候群を抑制する効果もあります。SPP・SLP・FNAPは特別な許可を得た人しか作ることが出来ず、日本にはほんの少ししか作れる人がいません。  

SPP・SLP・FNAPの期待できる効果

  • 食いしばりや歯ぎしりの影響を弱める。
  • 舌の位置が改善して咽頭腔が広がることで睡眠時の呼吸が楽になる。
  • 唾液の分泌促進によるドライマウス防止。
  • 鼻呼吸になりやすくなる。

一般的なものとの違い

SPP・SLP・FNAPと一般的なマウスピースの違いとして、SPP・SLP・FNAPでは装着すると舌の位置、下顎の位置が改善され、様々な効果が期待できます。またSPP・SLP・FNAPではスプリントのように噛み合わせの位置や高さを変えることはありません。スプリントやマウスピースでは、顎位のズレが起きてしまうことがあります。つまりSPP・SLP・FNAPでは噛み合わせの位置や高さを変えることなく治療が可能です。

SPP・SLP・FNAPの注意点

  • 治療期間はそれぞれの方の状態や装着時間により変わってきます。
  • 装着し始めの頃は、特定の発音が一時的にしにくくなることがあります。
  • 日々のお手入れが必要です

B B ( B r a i n B o o s t e r )

丸茂義⼆先⽣が考案された⻭ぎしりや⾷いしばり・睡眠時無呼吸症候群などを効果的にコントロールするための装置です。 歯ぎしりや食いしばり・睡眠時無呼吸症候群などを効果的にコントロールするための装置です。装置は異物感をほとんど感じさせず、正常な口腔形態環境を目指して設計されています。口腔機能を阻害せず、正常な口腔機能を促進することが目的です。顎関節中心の骨格運動のみでは、肉食のための動きであり、舌機能が必要とされないため、正常な発育が妨げられてしまいます。正常な口腔内機能で筋格を正常に働かせることがこの装置の目標です。 

SPP(スーパーパラタルプレート)SLP(サブリンガルプレート)など数々の治療具を考案してこられた丸茂教授の考案した「BB」は、SPP/SLPのメリットを兼ね備えます。BBを装着すると、⾆の位置が改善することにより咽頭腔が広がって、頚椎の歪みを取り除き脊椎反射を正常化することで呼吸の質を⾼めたり、⻭ぎしり・⾷いしばり、いびき・睡眠時無呼吸症
候群を抑制する効果があります。24時間の装着で期待できる効果として、呼吸促進、発⾳、咀嚼、嚥下障害の解消、体幹強化、脳活動促進、追視機能向上、メンタル改善、顎関節症状の軽減、常⼝腔機能の回復などがあります。⼝腔内を分析し、正常から逸脱した状態を修正することができる装置です。BBを使⽤した治療では、患者様お⼀⼈おひとりに合わせた装置を、⻭科技⼯⼠が精密に製作します。

⼀般的なマウスピースの違いとして、BBでは装着すると⾆の位置、下顎の位置が改善され、様々な効果が期待できます。またBBではスプリントのように噛み合わせの位置や⾼さを変えることは
ありません。スプリントやマウスピースでは、顎位のズレが起きてしまうことがあります。つまりBBでは噛み合わせの位置や⾼さを変えることなく治療が可能です。BB治療は丸茂教授より直接の指導・研修を受けた研鑽意識の⾼い医師のみが提供可能な治療法です。従ってプレートの製作も特別な許可を得た⻭科技⼯⼠のみに認められています。このライセンスを持つ技⼯⼠は、現在の⽇本においては極めて限られた⼈数しか存在しません。メディプラングループではこれらの認定を受けた医師・⻭科技⼯⼠が常駐しております 。

SPP・SLP・FNAPの料金

項目費用(税込)備考
SPP¥220,000円
SLP¥330,000円
FNAP¥220,000円
BB¥440,000円※検査料込