インビザラインとは?
インビザライン(Invisalign)は、米国アライン・テクノロジー社が開発した「マウスピース型カスタムメイド矯正装置」です。これまでに世界100カ国以上、1,500万人を超える患者様(2023年時点)が治療を受けています。
従来のワイヤー矯正とは異なり、3Dスキャンデータに基づき設計された透明なマウスピースを1〜2週間ごとに交換することで、理想の歯並びへと導きます。目立たないため、お仕事をされている方や多忙な学生の方にも最適な治療法です。

こんな方におススメです
接客・人前に出る方
透明な装置なので、至近距離でも目立ちません。見た目を気にせず笑顔で過ごせます。
食事を楽しみたい方
食事の際は取り外せるため、食事制限がなく、装置に食べ物が詰まるストレスもありません。
金属アレルギーの方
プラスチック製のため、金属アレルギーの心配がある方でも安心して治療が可能です。
痛みが苦手な方
段階的に歯を動かすため、ワイヤー矯正と比較して痛みや違和感が少ない傾向にあります。
インビザラインの歴史
1997年に米国で創業したアライン・テクノロジー社により、インビザラインは誕生しました。当時、矯正治療といえば金属ワイヤーが当たり前だった時代に、最新の「3D画像化技術」と「マス・カスタマイゼーション(個別大量生産)」を融合させた革新的なシステムとして注目を浴びました。
20年以上の臨床データと膨大な症例数に基づき、素材の改良(SmartTrack素材の開発)やソフトウェアのアップデートを繰り返し、現在では前歯の部分矯正から複雑な噛み合わせの改善まで、幅広い症例に対応できるよう進化し続けています。
メリット
- 目立たない: 周囲に気づかれずに矯正が可能。
- 衛生的: 取り外して丸洗いでき、普段通り歯磨きができる。
- トラブルが少ない: ワイヤーが刺さる等の急患トラブルがほぼない。
- 通院間隔: 1.5〜2ヶ月に一度の通院でOK。
デメリット
- 装着時間の厳守: 1日20時間〜22時間の装着が必要です。
- 自己管理: 外している時間が長いと計画通りに動きません。
- 適応外の症例: 極度の重症例ではワイヤー併用が必要な場合があります。
- 食事ごとの着脱: 装着したままの水以外の飲食は避ける必要があります。
3Dスキャナー「iTero」
当院では最新の口腔内スキャナー「iTero」を導入しています。従来の粘土(アルジネート)を使った苦しい型取りは不要です。
先端のカメラでお口の中をスキャンするだけで、わずか数分で精密な3Dデータを作成。その場で治療後のシミュレーションを確認することも可能です。デジタルデータのため、米国への装置発注も迅速に行え、治療開始までの期間を短縮できます。

費用・リスクについて
リスクと副作用
インビザライン矯正には以下のリスクを伴う場合があります。
- 装着時間が短いと、計画通りに歯が動かない、あるいは治療期間が延びることがあります。
- 治療開始直後、マウスピースの厚みにより発音しにくい場合があります。
- 歯を動かす際に、一時的に痛みや違和感が生じることがあります。
- 矯正治療全般のリスクとして、歯根吸収や歯肉退縮などが起こる可能性があります。
未承認医薬品等の明示
インビザラインは、薬機法上の承認を得ていない未承認医薬品です。
- 入手経路: 米国アライン・テクノロジー社の製品であり、当院が個人輸入により入手しています。
- 諸外国の承認: 米国FDA(食品医薬品局)の承認を受けており、世界中で使用されています。
- 重大なリスク: 万が一の副作用への救済制度(医薬品副作用被害救済制度)の対象外となる場合があります。
