骨粗鬆症デー🦷🦴

春日部市豊春駅前の歯医者、チャーミー歯科春日部でございます。

 

10/20は世界骨粗鬆症デーです。

毎年のように書いているのですが、骨粗鬆症はお口の健康と切ってもきれない関係です。

なので、定期的に思い出して欲しいのでまた書きますね!

 

骨粗鬆症デーは、骨粗鬆症や骨代謝障害による病気の予防について、国際的に認識し診断し専門研究を促すこと、そして世界から骨粗鬆症による骨折をなくすことが目的なのだそうです。

 

骨粗鬆症は骨の強度や密度が低下し、骨折しやすくなる病気です。

骨は成長期にどんどん強くなっていき、20歳前後が1番密度が高くなります。それ以降はどんどん密度は減っていくことになります。なので、何もしないと年齢を重ねるごとに弱ってしまうため、食事を見直したり運動習慣をつけることがとても大切になります。

骨粗鬆症の原因はいくつかあり、1番密接にあるのはやはり加齢です。

これは回避できない危険因子ですが、ただ年齢を重ねることだけが直接関係しているとは言い切れません。生活習慣や食習慣が密接に関係しています。

 

危険因子をあげてみると、カルシウム不足、マグネシウム不足、ビタミンD不足、リンの過剰摂取、塩分の過剰摂取、運動不足、過度な飲酒、喫煙習慣など様々です。

細かく書いていきますね。

骨の主成分はカルシウムです。なので、慢性的にカルシウムが不足してしまうことは分かりやすい危険因子です。牛乳が1番体に吸収しやすく、手軽に日々の食事に取り入れやすいですが苦手な方はヨーグルトやチーズなどの乳製品、骨ごと食べれるしらすやししゃもなどのお魚などを取り入れるようにすると良いです。

また、カルシウムを上手に取り込むにはビタミンDなども必要になります。ビタミンDは面白いことに日光にあたることで体内合成できるビタミンなので、15分くらい日光に当たることが実は大切です。

食塩のとりすぎも実は骨粗鬆症のリスクなのはご存知でしょうか?塩分を摂りすぎると体内のナトリウム濃度が上昇しますので、尿と一緒にナトリウムを体外に排出しようと身体は働きかけます。その時にカルシウムの排出も一緒に促してしまうのです😨

その結果、体内のカルシウム濃度も低下してしまい、骨粗鬆症のリスクとなるわけです。塩気を抑えた食事を心がけることは高血圧や腎症の予防になるだけでなく、骨粗鬆症の予防にもなるということです☺️

 

骨粗鬆症はとても怖い病気ですが予防できることも多いため、危険因子を知っておくことや何をすることが大切なのかを知っておくことが重要です。

歯も主成分はカルシウムですので、骨粗鬆症はお口とも関係があることなんです🦷