食いしばりが及ぼす体への影響

春日部市豊春駅前の歯医者、チャーミー歯科春日部でございます。

寝ている間にしている歯ぎしりや食いしばりというのは、自分では制御しきれないものです。

また、起きている間にする食いしばりと比べると何倍も力が加わっています。

力を発揮するときは奥歯をギュッと食いしばらないといけないため、ある程度噛みしめる筋肉は必要なのですが、過度な咬筋の発達はデメリットも大きくなります。

食いしばりが及ぼす体への影響を書いていきます。

 

・歯にヒビが入る、または割れる

・詰め物がこわれる

・慢性的な肩こりや頭痛が続く

・耳鳴りがする

・歯周病が悪化する

・寝ても疲れが取れない

 

などが挙げられます。

強い力が加わることで歯への負担が増え、ヒビが入ったり根本が割れてしまうことがあります。

そうなると炎症を起こす可能性や痛みが出る可能性があり、抜くしかなくなります。歯は傷ついてしまうと再生はできません。

当院の患者様にも見られることがあります。

むし歯ではないのに、抜歯しなければならないのは心苦しいです・・・。

自分の歯ではなく詰め物が割れるケースもあります。せっかく自費でセラミックを入れたのに割れてしまうことがあります。

 

また、ギュッと食いしばると、歯茎を通っている血管にも強い負荷がかかるため、圧迫され血流が悪くなります。

その影響で歯周病が悪化したり疲れが取れなかったりということが起こります。

慢性的な筋肉疲労が起こることで、口周りと筋肉が隣接している頭や首、肩などの痛みも出てきます。

 

このような症状が出ることがあるため、食いしばりは出来たら軽減するに越したことはありません。

当院ではボトックス注射をおすすめしています。

他にもマウスピースや表情筋マッサージなども行っています。

症状が出ていてお悩みの方はぜひ一度ご相談くださいね。