電子タバコにしたら歯周病は改善する?

春日部市豊春駅前の歯医者、チャーミー歯科春日部でございます。

 

紙タバコから電子タバコに変えたら着色はなくなるのか?

歯周病はよくなるのか?

喫煙される方は気になるところかなと思います。

まず、電子タバコは紙タバコに比べてタールと言われる物質が大幅にカットされていること、有害物質が1/10ほどにカットされていることが売りのようですね。

 

たしかに数字で見るととても良さそうです。

 

しかしそもそもタバコに入っている有害物質の量を考えると、1/10になっても結構多いかな…🤔と思ってしまう部分もありますので、電子タバコだから大丈夫!とは言えません。

  1. 最終的に禁煙まで持っていけたらもっと口の健康、全身の健康に近づくことは確実です。

 

歯の着色ですが、これは主にタールと言われる物質が主原因といわれますので、タールが大幅に減らされている電子タバコに変えることで多少改善が見込まれる可能性があります。(エビデンスはないです)

歯科医院でのスケーリングを定期的に受けることで、歯の着色はより改善されると思います。

 

歯周病の進行ですが、これは電子タバコにしたからといって改善されるか?といわれると怪しい部分だなと思います。

タールはカットされていても量がどうであれニコチンは入っています。

ニコチンは血管を収縮させてしまうため、歯茎の血管も収縮してしまい血流が悪くなってしまうそうです。

そうすると酸素や栄養を上手く循環させることが難しくなり、歯周病も進行してしまうのだとか。

 

結局のところ、クリニック側としては最終的に禁煙に持っていってほしい、というところになってしまいます😅

今は禁煙外来も保険適用ですし、もしタバコについてや健康についてお悩みの方は相談に行ってもいいかもしれません。

口寂しい時はキシリトールガムを噛むのもおすすめですよ。

当院でも取り扱っておりますので、宜しければお買い求めください☘️