お口の健康にも大切?コラーゲン

春日部市豊春駅前の歯医者、チャーミー歯科春日部でございます。

 

コラーゲン。やはり美肌のために、しなやかな関節のために、取り入れたいですよね。

今回はそんなコラーゲンについて少し触れたいと思います。

 

コラーゲンとは?

コラーゲンはグリシン、プロリン、ヒドロキシプロリン、リジン、アラニンなどからなる巨大なタンパク質です。

そもそもコラーゲンって何?というと、たんぱく質のひとつなんです。

 

実は体内の総タンパク質の約30%を占めています。

 

体内にはⅠ型・Ⅱ型など 28 種類のコラーゲンが存在しています。

コラーゲンは組織の形を保つ構造タンパク質
で、

皮膚、筋肉、腱、靭帯、骨、軟骨、歯の象牙質や
セメント質など、結合組織の維持に役立っています。

口の中にももちろん存在しており、しかもとても大切なタンパク質なのです!

 

さらに詳しく

皮膚は「表皮」「基底層」「真皮」の三層で構成されています。

表皮は病原菌やウイルスの侵入を防いでいます。

基底層はⅣ型コラーゲンでできたフィルターのような構造をもち、表皮と真皮とを分けています。

真皮は約 70%をⅠ型コラーゲンが占め、密に網状に分布し「肌のハリ」を支えています。

肌の若々しさは加齢 (糖化) と光老化の影響を受けます。

つまり、生活習慣や紫外線の影響で新陳代謝は遅くなり、真皮のコラーゲン量が減少するのです。

 

象牙質にも歯茎にも大切なコラーゲン

歯は 70%がカルシウムとリンからなるヒドロキシアパ
タイトで構成され、22%が有機質、残りが水分です。

この有機質のうちの約 90%はⅠ型コラーゲンです。

 

また、歯茎の歯肉、歯槽骨、歯根膜もコラーゲンで構成され、特に歯根膜のコラーゲン代謝は非常に活発です。

コラーゲン合成のためにはビタミンCと鉄を一緒に摂取することが大切です。

コラーゲンは食べ物からの吸収率はそこまで高くないのですが、栄養価の高いお肉や魚に多く含まれていますので、ぜひタンパク質を多めに取れるような献立を立ててみてください✨