血圧と口腔内

春日部市豊春駅前の歯医者、チャーミー歯科春日部でございます。

 

もう過ぎてしまいましたが、5/17は高血圧の日だそうです。

語呂合わせではなく、この日に決まった理由は定かではないそうですが、世界高血圧連盟の事務局があったアメリカで、5月が高血圧啓蒙月間であったことに由来するとされているようです。

 

さて、高血圧とお口の環境は深い繋がりがあるので、今回は書いていきたいと思います。

 

高血圧と口腔環境の関わり

 

  • 歯周病のリスク増加
     
    高血圧は口腔内の血流に影響を与え、歯茎の炎症を悪化させることがあります。

     
    口腔内は血管がとても多く通っています。歯の中にも実は血管が通っているので、毛細血管がたくさんあるということです。
    血圧が高い、ということは血管へのダメージも大きくなります。
    歯周病を悪化させる一因は高血圧です。
     
  • 歯肉増殖:
    高血圧の薬の中には、歯茎が腫れる原因となるものがあります。

     
    歯茎が腫れると痛みが出たり、出血しやすくなります。
    気になることがあったらお医者様に相談してみてくださいね。
     
  • 口内乾燥:
    高血圧の薬の中には、口内乾燥の副作用を引き起こすものがあります。
    口が乾燥していると虫歯や歯周病菌が増殖しやすくなります。
     

 

血圧のお薬を飲んでいる方は、必ず歯科診察の際に教えてください。

もちろん、他のお薬も教えて欲しいです。

薬によっては抜歯が出来なかったり、治療が難しくなる場合があります。

歯茎の状態が悪い時も、もしかしたら薬の影響という場合もありますので、よろしくお願いいたします🙏