放置してませんか?お口の異変🙅♀️
春日部市豊春駅前の歯医者、チャーミー歯科春日部でございます。
高齢になると唾液の分泌量が減ることから、「口が渇く」と感じる方が増えます。
健康な人であれば、唾液は1日に1~1・5リットルほど出ますが、加齢とともに唾液をつくる唾液腺が萎縮したり、噛む力が弱くなるため、唾液の分泌量は減ってしまいます。
これがドライマウスの原因になるのです。
では、今回はこういったお口のトラブルの兆候を見逃していないか?確認していただきたいと思います🙏
唾液の減少で引き起こされること
先程書いたように、唾液が減少することでドライマウスになる方が多いです。
薬の副作用で口腔乾燥症になってしまうこともあります。
高齢者の場合、降圧剤に利尿剤、精神安定剤などを一緒に服用するケースも珍しくありません。
薬の数が増えれば、それだけ口腔乾燥症を引き起こす確率は高くなるのです。
唾液の分泌が減ってしまうと歯の表面についた食べ物のかすなどを洗い流す自浄作用が落ちてしまい、舌に舌苔や汚れがたまったりします。
すると、カビの一種であるカンジダ菌が増殖し、口腔カンジダ症を引き起こすことがあります。
実はカンジダ菌は誰の口の中にもすみついている常在菌の一つです。健康であれば発症することはありません。
しかし、口腔乾燥症のほかに、入れ歯が不衛生であったり、免疫力が低下したりすると異常に増殖し、他の常在菌とのバランスを崩して口腔カンジダ症を発症させてしまうのです。
口腔カンジダ症は進行すると入れ歯の下や口の中全体が赤くただれたようになり、味覚障害が起きて味を感じにくくなることがあります。
こうなると、塩や砂糖を増やしてしまったり味の濃いものを選ぶようになるので、高血圧や糖尿病につながることがあります。
口腔カンジダ症を予防するには、普段の歯磨きはもちろん、歯科医師や歯科衛生士による専門的な歯を含めた口腔全体のクリーニングが大切です。
当院ではマウスウォッシュをお勧めしています✨
天然由来成分で出来ているので飲み込んでしまっても大丈夫です。
汚れや細菌を固めて排出してくれる優れものです。
増えている口腔がん
近年、高齢化によって口腔がんが増加傾向にあります。
しかし、なかなか口腔がん検査を受けよう、という方は増えていないのではないでしょうか?
当院には口腔がん検査の機械があったり、診察時に目視で隅々まで確認して病変がないかをチェックしています。
初期の口腔がんは口内炎のような感じのことが多いです。
実際に、ご自身の自覚症状がないものの目視にて怪しいと思い紹介状を出した患者様が、初期の口腔がんだった。というケースもございます。
初期のがんでしたら日帰りでの手術が可能で、予後も良好でホッとしたことを覚えております。
2〜3週間など、なかなか治らない口内炎がある方は一度かかりつけの歯医者で検診を受けてみてくださいね。
病変を早く発見して適切な検査を受けることが、口の中の粘膜の病気の予後に大きく影響します。
当院では、患者様のお口をはじめとする心身の健康を維持していただきたいと思います。