唾液のちから

春日部市豊春駅前の歯医者、チャーミー歯科春日部でございます。

唾液は噛むことで多く分泌され、むし歯や歯周病を予防してくれる、食べ物を飲み込みやすくする、舌をなめらかに動かし会話をしやすくする…などの役割があります。

しかし実は、これらだけでなくもっと自律神経系に関係した役割もあるのです!

実は唾液は血管拡張物質や神経成長因子などの生理活性物質を放出しています。

咀嚼をすることによって唾液の分泌が増えれば、血流のなかのこれらの物質濃度が高くなるため、自律神経のパワーバランスも改善されるとされています。

食べ物をあまり噛まずに摂取すると、全身の臓器調節に障害が発現する可能性が高まります。

現代では加工食品があふれ、ほとんど咀嚼せずに飲み込むような食事をすることが可能です。

そうすると全身調節を司っている自律神経が乱れ、予想もつかない病気を引き起こす恐れがあるのです😱

スポーツ選手は試合の前にガムを噛んで唾液をたくさん分泌させ、リラックス効果のある副交感神経を優位にすることで自身を落ち着かせる。という方もいるようですよ。

緊張すると喉がカラカラになりますよね。緊張状態は唾液の分泌があまりされなくなるのです。

なので仕事などでストレスがたまったり緊張しっぱなしの状態だと実はあまり全身にも良くないんです。

1日の中で少しでもリラックス出来る時間を作るようにしてみると良いかもしれません☕️