インフルエンザを予防しましょう!
春日部市豊春駅前の歯医者、チャーミー歯科春日部でございます。
今インフルエンザが大流行していますよね…!
やっとコロナウイルスが落ち着いたと思ったらインフルエンザか…となりますね。。
今回は、インフルエンザを予防するために説教的にとりたい栄養素をご紹介したいと思います。
■全国のインフルエンザ感染者数が過去最多
厚生労働省の発表によると、例年よりも早い 10 月中旬頃から患者報告数が増加し、11 月には全国的な流行期に入ったとのことです。
12 月も患者数は増加傾向で、全国的に流行レベルが高い状態が続いています。 2025 年 1 月には、全国約 5,000の定点医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は 1 機関あたり 64.39人となり、1999 年 4 月に現在の集計方法が導入されて以来、最多となったと発表されました。
インフルエンザは感染力が強いのであっという間に流行しますね💦
もし感染した場合、解熱後2日かつ発症してから5日間が経過するまではお休みするよう決められています。
インフルエンザ予防に効果が期待される栄養素
●ビタミン D
保育園に通う健康な子供 334 名を対象に、ビタミン D₃サプリメントまたはプラセボを 3 ヶ月間摂取し、インフルエンザ A の発症率を比較したところ、ビタミン D₃摂取群の方がインフルエンザ A の発症率が有意に低かったそうです。
また、健康な小児および青年 計 1,300 名を対象に、ビタミンD₃含有ドロップ剤(液状)またはプラセボを 8 か月間ランダムに摂取し、インフルエンザ A の発症率を比較したところ、ビタミン D₃摂取群で呼吸器感染症、特にインフルエンザ以外のウイルス性呼吸器感染症の発症率を減少させる効果があることが分かったそうです。
●乳酸菌
健康な成人 111 名を対象に、乳酸菌摂取群とプラセボ群に分け、12 週間摂取し比較したところ、インフルエンザウイルスに対する IgG 抗体価が有意に増加したことがわかったそうです。
また、インフルエンザウイルスに感染してしまっても、発熱日数が有意に減少したことが報告されています。
●セレン
セレン欠乏によってインフルエンザウイルスの増殖が促進し、病原性を高めることがマウスの試験において報告されているそうです。
また、セレン欠乏のマウスにインフルエンザウイルを感染させるとウイルスが増殖しやすく、肺炎などの症状が重症化しやすくなります。
●テアニン・カテキン
医療施設に勤める 20 歳以上の職員 197 名を対象に緑茶の成分摂取群と、 プラセボ群に分け、 5 ヶ月間摂取し比較したところ、カテキン・テアニン群で有意にインフルエンザの感染が抑制されたという報告があります。
■栄養素以外の予防法
●食生活の工夫
栄養素の働きは複雑であり、単一の栄養素を摂取する
だけでは十分な効果が得られないことがあります。
そのため、主食、主菜、副菜を揃え、バランス良く色々な食品を摂取することが大切です。
特に旬の食材はその時期に最も栄養価が高くなるのでおすすめです!
とりにくい栄養素はサプリメントを活用するのもいいと思います。
●十分な睡眠
睡眠障害のある人は、ない人に比べて、インフルエンザで入院するリスクが有意に高かったという報告があります。
実は日本人の平均睡眠時間は約7時間で、国単位で見るとかなり少ないんです。
6時間程度しか眠らない方も多いのではないでしょうか?私も実は6時間睡眠くらいがちょうど良かったりしますが…😅
●適度な運動
免疫細胞を活性化し、抗体産生量を増やし、ストレスを解消することがインフルエンザウイルスに対する抵抗力を高めるといわれています。
1 日 30 分程度の軽い運動を週に 3~5 回行うのが理想で、ウォーキングやジョギングなど無理なく続けられる運動を選ぶのがよいそうです。
【参考】令和5年国民健康・栄養調査、睡眠バランス研究project
色々かきましたが、やはり大切なのはバランスの良い食事、適度な運動、睡眠、ということです。
あとは手洗いうがい、丁寧なブラッシングもお忘れなく!