いい唾液の日👄いい唾液ってどんな唾液?
春日部市豊春駅前の歯医者、チャーミー歯科春日部でございます。
11/28は いいつば の語呂合わせでいい唾液の日だそうです。
唾液は様々な役割を果たしており、なくてはならないものです。
ということで、今回は唾液のことを書きたいと思います。
唾液の働き
唾液にはさまざまな働きがあります。
・口の中を洗い流し、綺麗に保ってくれる「自浄作用」
・バクテリアやウイルスなど、微生物に抵抗する「抗菌作用」
(唾液がないと、バクテリアやウイルスが、喉を通過して体内に侵入しやすくなります。)
・石灰化効果による歯の修復
・歯の表面を皮膜でコーティングしてバリアをつくり、虫歯を防ぐ働き
・歯垢や歯石を付着しにくくする
・食べ物を湿らせたり溶かしたりして飲み込みやすくする作用(溶解作用)
・唾液中の酵素・アミラーゼがデンプンを糖に分解して消化を助ける作用(消化作用)
唾液を分泌することは、私たちが健康に暮らすために、とても大切なことなのです。
いい唾液ってどんな唾液?
唾液には、大きく分けて「サラサラ唾液」と「ネバネバ唾液」の2つがあり、2種類の唾液がバランスよく口腔内に分泌されていることがとても大切です。
サラサラ唾液は、リラックスしているときなど、副交感神経が優位になっているときに分泌されます。
サラサラ唾液がしっかり出ていると口腔内は潤います。
一方、粘液性のネバネバ唾液は緊張したり、ストレスを感じたりしているときや運動中など、神経が興奮して臨戦態勢になっていると、交感神経が優位になって分泌される唾液です。
唾液の分泌は自律神経のバランスに影響をうけやすく、ストレスなどを強く感じたときにはネバネバ唾液の分泌が増加し、口が乾いた状態になります。
緊張した時に口が乾いた感じになるのは、気のせいではありません。
実際に、唾液の粘り気が増し、サラサラ唾液による潤いが弱っているのです。
ネバネバ唾液も決して悪い唾液ではないのですが、サラサラ唾液がしっかり分泌されている状態が好ましいです。
サラサラ唾液を出すためにはどんなことを意識すればいいの?
噛むことは、唾液を分泌するのにとても身近な方法です。
食べものを口に入れて噛むと、味覚、触覚、嗅覚を刺激するだけでなく、「おいしい」とか、その場の雰囲気から醸し出される「楽しい」「うれしい」といった感情も大脳にフィードバックされます。
自律神経と唾液の分泌には大きなかかわりがあるので、楽しく美味しく食べるとサラサラ唾液の分泌量も増えます。
美味しいものを美味しく食べることはとても大切な事なんです✨
美味しいものを美味しいと感じるために、ぜひ定期的に検診を受けて専門のクリーニングを受け、口腔内を綺麗に保ちましょう!