子供達のむし歯

春日部市豊春駅前の歯医者、チャーミー歯科春日部でございます。

 

むし歯のなりやすさなどは生まれつきの体質や歯質などはありますが、3歳までにある程度決まると言われています。

赤ちゃんの口にはむし歯を引き起こす菌などはおらず、大人の唾液からもらってしまう。ということはだいぶ浸透していますよね。

大人が使ったカトラリーを共有しない、口にキスなどしない、

など近年は気にする人が増えて来ている印象があります。

私も子供が小さい時は本当にカリカリしておりました…😅

今でも気にしていますけどね笑

 

さて、今回は子供達の虫歯事情を書いてみようと思います。

 

年々むし歯の割合は減ってきている

令和5年度学校保健統計調査が文科省より公表されまして、

そちらでは喪失歯および処置歯数を含む12歳の永久歯の一人当たり平均むし歯等数は0.55本で、令和4年度より0.01本減少し、過去最低を更新したそうです。

昭和59年度の調査開始時の4.75本以降、減少を続けているそうですよ!

年々歯磨き粉も進化しており、虫歯予防グッズもたくさんありますよね。

子どもの歯磨き後に食べるフッ素タブレットにはお世話になっています。

調査を始めたばかりの頃は平均5本、ということはほとんどの子どもには虫歯があったということになります。

それが、去年には0.55本!

1本を下回っていますね。これはむし歯がない子どもが増えているということです。

素晴らしいですね✨

 

ちなみに0.55本の内訳は、喪失歯0.01本、むし歯0.55本(処置歯0.35本、未処置歯0.19本)だそうです。

 

中高生のデータも年々減少傾向にあるそうです。

子どもたち全体を通してむし歯が減っている、ということですね。

いい傾向だと思います。

 

むし歯のない歯を保つために

綺麗な歯を保つために大切なことはやはり食事、睡眠、生活習慣、そして定期検診です。

 

食事は内容も大切であるのですが、何より食べるタイミングが大切だと思っています。

ダラダラとながら食べはしていませんか?

何かをしながら常にお菓子などを口に運んでいる、ジュースをよく飲む、などの習慣がある方は要注意!

いくら唾液が多いとは言ってもずっと食べ物がある状態だと、歯茎へのダメージがありますし、むし歯の原因となる菌のエサの宝庫になってしまいます。

なので、食べる時間を決めて、空腹時間を作るようにしましょう。

これは生活習慣病予防にも繋がります。

血糖値が高めの方も意識して食べない時間を作って見てくださいね。

 

子どもは自分から歯医者に定期検診を受けに行こう!とは思わないと思います。

なので、手が離れるまでは大人から声をかけてあげることが大切かなと思います。

なるべく3ヶ月に一度、長くとも半年に一度くらいは検診を受けて欲しいなと思っています。