骨粗鬆症と歯周病🦴🦷

春日部市豊春駅前の歯医者、チャーミー歯科春日部でございます。

 

10/20は骨粗鬆症デーだそうです。

骨粗鬆症はもうご存知の方が多いと思いますが、骨密度が下がり骨が脆くなってしまう病気です。

発症には様々な要因があり、複合的に関係していると思われます。

要因は加齢、閉経による女性ホルモンの減少、栄養不足、生活習慣、遺伝的要因など実にさまざまです。

やはり高齢になるにつれ発症割合は増え、女性に多くなっています。

骨粗鬆症の方が転倒すると、大腿骨などの大きな骨を骨折してしまうリスクが高くなります。そうすると寝たきりの原因にもなり、QOLが著しく低下してしまうため注意が必要な疾患です。

 

 

そんな恐ろしい骨粗鬆症は実は歯周病とも関連があります。

歯周病は歯を支える歯槽骨が吸収されてしまい歯が揺れたり抜けたりしてしまう病気ですので、骨に関係しているのです。

骨粗鬆症を発症した方の9割は重度の歯周病を併発するとも言われています。

歯周病の原因の一つに女性ホルモンの減少もあります。

女性ホルモンは骨を強く保つためには必要不可欠なことが分かりますね。

ただ女性は誰もが来る時には閉経するため、女性ホルモンが減ることは必然です。

 

ですので、バランスの良い食事を心がけつつ、ホルモンバランスを整えてくれる食品(※)をとるよう日常的に気にしてあげることが必要になってきます。

※女性ホルモンを増やす食べ物というのはなくて、あくまでホルモンバランスを整える食べ物、ということになります。

女性ホルモンのバランスを整えてくれる1番身近な食べ物と言えば、やはり大豆製品ではないでしょうか。

大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと似ていると言われています。

大豆製品は納豆、豆腐、おから、豆乳など様々です。納豆が苦手な方でも豆腐ならいける!といったように代替えがしやすい製品でもありますので、アレルギーがない方はぜひ日々の食事に取り入れてみてください。

他にはざくろやいちじく、ルイボスティーなんかもおすすめです。

私はドライいちじくとカカオ70%以上のチョコレートを一緒に食べるのが好きです!

よかったらお試しを✨

 

骨粗鬆症を予防するためには適度な運動(骨への刺激が大切だそうです!)、バランスの良い食事がまず大切です。

合わせて歯周病も予防するため、定期的に歯科検診を受けたりご自身でのケアがとても大切になります。